福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

すべてをこの故郷(くに)のために

〇「本会議に勝る公務なし」。これは私が初めて国会議員になった時に、先輩から叩きこまれた格言です。国会で審議に付されたあらゆる法案は、最後は本会議で採決に掛けられます。見る人によってはそれが儀礼的だと言いますが、国会議員にとって一本一本の法案に賛否を決することこそが国民からいただいた負託であり、親の死に目以外いかなる日程であってもそれに優先するものはないという意味です。

 今日は午後1時から本会議。「高速道路2115年まで有料化法案」の採決ですので、これまで審議をしてきた者として有志の会の同志たちと一致団結して反対票を投じる大事な会議です。それまでの時間を使って、早朝議員宿舎を出発して下妻新庁舎竣工式典に。菊池市長らしい、最先端の省エネ技術を用いた庁舎が完成しました。

 本会議後は常磐線の特急に乗って水戸に戻りました。4期目を目指す「高橋やすしを励ます会」。12年前の東日本大震災の直後が1期目の市長選でした。とても選挙をやれる状況じゃなくて、当時の袴塚水戸市議会議長の要請を受けて民主党政権の与党・政府内を奔走して、選挙の実施を延ばしました。その時、私の後援会の幹部だった高橋市長の地元の渡辺茂昌元常澄村長、高校の先輩の瀬尾さん、私の家の大家さんの中山志郎さんから、「二人は争うことなく手を携えて水戸の街を復興させなさい」と言われました。この3人はもう鬼籍に入っていますが、今の完全に復興し発展した水戸市を見て安心していることでしょう。私も、高橋市政をこれからも見届けたいと思います。

 普通は金曜日には本会議はないのですが、明日はなぜか本会議が立っています。遠方から来た統一地方選の応援要請は、断らざるをえません。来週の質疑の準備もしなければならないので、集会が終わったら東京へとんぼ返り。さすがにちょっと疲れました。

 報告忘れましたが、先週末も地元のいくつかの場にお邪魔しました。部活の地域への移行の流れを踏まえたクラブチーム「筑西ベースボールクラブ」発足式。伝統ある太太神楽を演ずるお祭りにも行きたかったのですが、上洛しなければならないため準備をする地域の皆さんへご挨拶など。上洛しても、霊山護国神社にある岩上二郎茨城県知事が揮毫した水戸藩招魂碑にお参り。幕末に御所をお守りする役を受けながら散っていった英霊を祀っています。

 「福島は当選したら顔を見なくなったな」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、「すべてをこの故郷(くに)のために」の思いを貫いてまいります。