福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

日々、築地本願寺と出版記念会

〇昨年は京都の西本願寺でやった親鸞聖人生誕800年・立教850年慶讚逮夜法要が、今年は築地本願寺で開かれています。今年は親鸞聖人が笠間市の稲田の草庵で『教行信証』を書き終えて850年に当たり、この年を浄土真宗では立教の年としているのです。福島家の菩提寺は、関東大震災まで築地本願寺の目の前の今の築地場外市場のところにあったというので、参列しないわけにはいきません。

 築地本願寺は東国の拠点ということで、開式前の映像では親鸞聖人の東国布教の所縁である下妻市の小島草庵や公明寺、笠間市の稲田草庵や石岡市の大覚寺などが紹介されました。本当は地元でももっと盛り上げたらよかったのに、と勿体なく思いました。ご挨拶に立たれた前門さま(大谷光真第24代門主)の言葉は、仏教のみ教えの本質を端的に述べた奥深いものでした。

 政治の世界に入って築地聞真会に加わり、自分の家の宗門とはじめて身近に接することで、改めて私の先祖たちや住んでいるところと真宗との強いかかわりを認識して、これぞ仏縁と実感をします。すこしずつ親鸞聖人に関わりのある書物なども読み進めていますが、浄土に旅立つまで精進してまいりたいと思います。

 東京では、もう一つ、日頃よりご指導いただいている元日本郵便副会長の稲村公望さんの『続々黒潮文明論』の出版記念会に。会場には、グローバリズムに棹差す一癖も二癖もありそうな方が結集。つい先日一献を交えた政治の師である亀井静香先生も、いつも通りの怪気炎。「福島君、もっと暴れなさい」と叱咤激励いただきました。

 GWに入って国会審議に忙殺される日々から離れ、躰の奥底に響くような時間を過ごしました。