〇先週、大麻取締法等改正法案の審議を受けて、厚生労働委員会で関東甲信越厚生局麻薬取締部へ視察に行ってまいりました。
事柄の性質上、職員や内部の写真等を上げることはできませんが、これまで発見された麻薬等の実物や執務室、鑑定室、再乱用防止対策支援事業の部屋などを実際に見させていただき、大変有意義な視察でした。
現在、全国12カ所の拠点において約300人のスタッフで、警察とも協力しながら年間800件前後の検挙実績を挙げております。説明に当たる職員の皆さんは、薬学の専門性を持ち、見るからに顔つきも体つきも引き締まった使命感の旺盛な方たちでした。ただ一方で、こうした人材を薬学部から集めることに苦労しているお話も伺いました。
違法ドラッグ販売店での捜査の現場の動画も見ましたが、反社と思えるような店員に声を荒げて絡まれたりして、大変な職務であることを実感いたしました。こうした現場で使命感をもって地道に頑張っている公務員の皆さんたちに、私たち政治に携わる者がしっかりと目を向けていかなければなりません。