〇昨日の自民党派閥へのパーティー券裏金問題での強制捜査を受けて、本日急きょ野党国対委員長会談が開催され、以下の4点を確認いたしました。
①今回の強制捜査を受けて、真相究明と政治資金のあり方について幅広く議論するため、衆議院の関係する委員会で閉会中審査を早急に行う。
②検察への指揮権を持つ二階派の小泉法相の辞任を求める。(派閥退会では意味がない。)
③速やかに政倫審を開催し、委員長の清和会座長である塩谷立氏自らと歴代清和会事務総長の弁明を求める。
④通常国会に向けて、国会閉会中も全野党会派が一致して行動していく。
昨日も各地の後援会などで忘年会をやりましたが、どこでも話題は政治とカネ。国民の政治不信・不満は頂点に達しつつあります。「リクルート事件以来」と各メディアは報じておりますが、まさにそのとおりなのでしょう。
捜査を受けている派閥の幹部が検察を指揮する立場にあったり、捜査を受けている派閥の代表者が政治倫理審査会の会長であるまま、真相解明や国会の場での説明なく通常国会を開けるわけがありません。今は、与野党を問わず、今回の政治とカネの問題を受けた根本的な政治改革を実現するために行動することが問われています。
まずは、これまでバラバラだった野党は、全てが結束してこの問題に対応してまいります。国会閉会中ですが、忙しい年末年始になりそうです。