福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

内閣総理大臣の指名のための記名投票

〇本日から臨時国会が始まり、内閣総理大臣の指名のための記名投票が行われました。今から行おうとする衆議院の解散は、憲法第7条に基づく天皇の国事行為として行われるものですが、今日この時点ではまだ同条に基づく内閣総理大臣の天皇からの認証も行われていません。天皇の権能を天皇に認証を受ける前にやるこの神経こそ、自民党が保守政党でない最大の根拠です。戦前なら不敬罪です。

 内閣総理大臣として衆議院では石破茂君が指名されましたが、私がその場に居合わせた内閣総理大臣の指名の中で、与党からの拍手に力はなく、これまででもっとも熱気のない瞬間に思えました。私たち有志の会は、吉良州司代表に揃って投票。無所属の吉田豊史議員も投票してくれて、議席数を上回る票をいただくことができました。

 その後、石破茂新総理、岸田文雄前総理が会派控室に挨拶にいらっしゃいました。同行してきた石破総理も、森山幹事長も、坂本国対委員長もみんな農相経験者。これまで委員会でさんざん農政議論をしてきた方々です。私からは「久しぶりに土の香りがするメンバーですね」と声を掛けました。

 岸田前首相と続投する林官房長官には、「お疲れさまでした」と一堂でねぎらいの声を掛けました。公平な目で見て、岸田政権は酷い面も多くありましたが、それなりに仕事をしてきた政権であったと思います。退任される岸田前首相には、なぜか辞める前より不思議なオーラが出ていて、今後の政局における役割を予感させるものでした。

 立憲民主党の野田新代表、重徳政調会長、笠国対委員長もご挨拶にいらしてくださいました。皆さんよく知った仲ですから、和やかな時間を過ごしました。

 小賢しい石破新政権には、容赦せず対峙してまいります。