秋は祝日が多くてこの週末も三連休でした。かつて日本人は働きすぎだと言われましたが、今や日本人ほど休みの多い国民はいないのではないでしょうか。経済が長期低迷する中で、本当こんなゆとりを持っていていいのか、とも思ってしまいます。
この三連休は地元でさまざまなイベントがありました。地元千波地区の運動会では、久しぶりに綱引きに参加いたしました。やってみたら生来の勝ち気が出て、ムキになって綱を引いていたら、今日はすっかりと筋肉痛です。
笠間の稲田では、石切り場を会場とした日本の一流デザイナーと地元石材業のコラボによるストーン・エキシビションが開かれました。地元の若手の石屋さんが頑張っているのですが、多くの顔見知りの石屋さんから、「石材業の構造的な問題をどうにかしてほしい」という悲痛な訴えをお聞きしました。
筑西の下館ではアートフェスティバルがアルテリオの前で開かれていました。このお祭りは地元の商店街の皆さんを巻き込むまで至っておらず、ここでも「商店街をどうするのか」という深刻なお話をいただきました。
秋晴れの空の下の賑やかなお祭りも、その舞台裏はどこも火の車です。まさに「ふるさと崩壊」。単に地元にいい顔や生返事をするだけではなく、構造的な問題に腰を据えて取り組まなければなりません。