福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

参院選選挙終えて

酷暑の日々から始まった参議院選挙が終わりました。地元茨城では藤田幸久候補がみんなの党の候補者を振り切って辛勝。全国比例では私が応援していた簗瀬進候補が惜敗。この間、苦しい党勢の中で支援いただいた皆さんに心から御礼を申し上げます。
 さて、茨城一区内の投票状況を振り返ってみると、昨年の衆議院選挙と比べてみて投票総数が衆院選228,186人、今回の参院選224,373人ですから、ほぼそのまま比べることが出来ます。自民党の上月候補は、衆院選での自民党当選者103,463票に比べて114,149票で、自民党比例票を見ても前回87,387票に対して81,267票ですから、前回と同様約3万票ある公明党票も含めた組織票を固める手堅い戦いを繰り広げたことがみてとれます。一方、民主党の藤田候補の得票は42,003票で、惨敗の私の獲得した66,076票からさらに目減りしております。これは藤田候補のせいだけではなく、比例票を見てみると前回あれだけ惨敗したときの42,266票に比べてさらに少ない28,288票となっていて、民主党の比例票は公明党をも下回る低い水準まで落ち込んでいます。茨城一区内で藤田候補が比例票を1万4,000票上回る得票をしたのは健闘したと言うべきで、一区内のすべての市町で低い水準ながらも二位を確保できたことは、ただひたすら地元の皆さまのご支援の賜物です。
 そうした中、「責任はこれまでの歴代代表・総理にあるのだから執行部は継続する」という流れに民主党内がなっていると言われています。言語道断だと思います。私は、民主党の転落は、3年前の参院選で当時の菅総理の消費税発言でまさかの逆転敗北を喫したことに菅総理・代表、枝野幹事長らが責任を取らなかったところから始まっていると考えます。選挙は国民の審判そのものなのにもかかわらず、マスコミのせいにしたり、投票率のせいにしたりして、国民の審判を正面から受け止めようとしない。この国民の意思に背を向け続ける姿勢こそが、国民からの拒否感につながっているのではないでしょうか。先にみたとおり、今回の民意は昨年末の衆院選よりさらに厳しいものであり「民主党の反省足らず!」もしくは「このままなら民主党はいらない!」というものであるにもかかわらず、細野幹事長以外誰も身を捨てて責任を取ろうとしません。「ここで辞めても解決にならない」とか「結束が必要」など、いつも内部の組織向けの論理だけで国民の声を真摯に受け止める姿勢がないのなら、近いうちにこの政党は国民の手で政界から退場させられることになるでしょう。
 私は今回の選挙、全国比例の簗瀬進候補と多くの時間を過ごす中で、24年前に長期政権を誇っていた自民党を離党し、政治改革の旗印を掲げて新党さきがけを結党し、その後民主党の創設に深くかかわり、以来どんなに苦しくても自民党王国の北関東で「政権交代可能な二大政党制」を目指して歯を食いしばってきた一人の政治家の姿を見てきました。きっと多くの先輩方が同じような思いで苦しい思いをしながら、ようやく2009年の政権交代を実現させたのでしょう。今や参院選挙の結果、そうした二大政党の時代は一時的に遠のいてしまいました。しかし、先のデータを見ても、かつての小泉ブームのような圧倒的な前向きの支持を自民党安倍政権に与えているわけではありません。国民の皆さんへの満足のいく選択肢がないのが、今の貧しい政治の現状なのです。「政権交代可能な二大政党制」の実現による日本の政治の成熟、多様な民意の受け皿としての国民政党をもう一度作り直すために、極めて小さい存在としての野党第一党となった民主党が自らの保身や組織の論理に固まってしまうのではなく、根本的、解党的出直しをすることが求められているのでしょう。
 さあ、新たな政界再編に向けた時計の針が動き始めました。私自身も政治を志した原点、理念を守り通しながら、しっかりと地元活動を積み重ねてまいります。-----