福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

衆院選に関する論考

○敬愛するオカケン先生の衆院選に関する論考。私も、ほぼ同じ考えだ。

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 選挙後地元を挨拶に回っていると、私の支援者で比例は維新に投票した人がかなり多い。別に維新の政策や政治理念をしっかりと評価して投票しているわけではない。「福島に投票しよう」と思って投票所に行ったら、比例をどうするか考えていなくて、自民党にも立憲民主党にも入れる気にならないので、その場で維新に決めたという。

 NHKの出口調査によると、私の得票数の最大数は自民党支持者からだ。これは、自民党支持といっても、素直に自民党には投票しない消極的支持層が自民党支持のかなりを占めていることを意味する。私の支持者で「小選挙区は福島、比例は自民」と投票した方は、2009年の衆院選で「比例は民主」に投票した人が多い。よくニュースを見たり、新聞を読んでいる政治に関心が高い層だ。

 昨日から、野党第一党の立憲民主党の代表選挙が始まった。4人の候補者とも、良く存じあげた純粋で立派な方だ。この党を、どのような方向にもっていくのか、骨太な議論を期待したい。そして、立憲民主党の行く末を見定めながら、自らの次の政治家としての行動を考えていきたい。

 

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【「さすがにもう無理だ、安倍・菅」と思った人たちは、「それじゃぁ立憲中心で」とはならなかった。立憲民主党の獲得議席数は、選挙前より13減ったが、その数はドイツ式の小選挙区比例代表併用制で計算しても、ほぼ同じ90台前半だ。だから大阪で完勝し全国的に得票した維新が2012年以来の議席41まで戻したこと、自虐的に「支持率ゼロの私たち」と言っていた国民民主党がしっかりと微増したことは、左派の野党が「何において敗けたのか」を考えるためのヒントとなる】

【「自分はさほど極端なことを主張しているわけでも、自民党ならば何でも良いと思っているわけでもないが、気がついたらこういうレンジにいる自分を代弁してくれる政党があまり見つけられなかった。だから維新に投票した」と考える、政治の風景を激変させる可能性のある「10%の人たち」の心をつかめなかった】

【維新の圧勝をポピュリズムと蔑み、「戦争法廃止! 護憲!」と叫び、それを見透かされることで多くの人たちに「またあんなこと言ってる」と引かれ、自民党にお灸をすえなきゃいけないと不満を募らせる人たちを店に呼び込めない野党は、むしろ「維新に投票したような人たち」こそ迎え入れる必要があるのではないのか? そういう普通の人たちの力でもう10%票を増やして、天敵のような安倍や麻生たちに退場を迫るための潜在的な「仲間」としなければならないのではないのか? 維新は「改憲派」だからNGなのか? 国民民主は「原発当面維持」だから裏切り者なのか?】

【野党は、共産党と組んだから敗けたのではない。共産党と組むことが次にまた勝つ唯一の方法でもない。「ぼんやりと自民以外の政党を探していた人たち」と、どう付き合うかで、次の政治の勝敗は決まるだろう。さしあたり「メディアの煽りだけで維新があれほど勝つはずはない」という、当たり前の認識から分析し振り返ってみてはいかがか?】