福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

○謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 今年は、コロナ禍の下での特別なお正月を迎えている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。私、福島のぶゆきは、昨年母が亡くなって喪中のため、母を偲んで静かな新年を過ごしております。

 昨年末には、敬愛する羽田雄一郎参議院議員が新型コロナウイルスで急逝するという衝撃的な訃報も飛び込んでまいりました。やはり、新しい感染症はけっしてあなどることはできません。皆様方におかれましても、本年も当面の間感染予防対策に万全を期していただきますよう、私からもあらためてお願い申し上げます。

 さて、この新型コロナウイルスへの対応を巡って、安倍政権では突然の全国一斉休校やヘンテコなアベノマスク配布で右往左往する姿をさらし、菅政権ではGOTOキャンペーンにこだわるあまり大切な年末年始に第三波を迎えてしまうという失態を犯しました。

 科学的知見を活用できない政治、無能なリーダーの下で組織立った対応ができない官僚組織を見て、世界トップレベルの先進国だと思っていた日本政府がこれほど劣化していたのかと、気付いてガッカリした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 それどころか、年末の国会で桜を見る会での嘘八百の答弁を弁明する安倍前首相の情けない姿や、今どき大臣室で業者からワイロを受け取っていた疑いをもたれる吉川元農林水産大臣など、国民が新型コロナウイルスで大変な思いをしている時に、一体政治家は何をやっているのかと憤りを感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 戦後75年がたって、奇跡の復興を成し遂げ、かつては経済大国と言われた日本の停滞と低迷は目を覆わんばかりになっております。私は、通産省に入って政権の中枢で仕事をしていた20年前から、そのことを知って衝撃を受け、「堕落しきった政治を変えなければ日本は沈没する」という危機感から、政治の世界に飛び込みました。

 今年で政治活動を始めてから18年になります。この間、4度の落選。あまりにも長い浪人生活で、お国や故郷のお役に立ててないことは忸怩たる思いですが、私の決断に間違いはなかったと確信をしております。やっぱり、この腐りきった政治を根本から変えなければ、日本の未来はないということを、多くの皆さんも今実感していらっしゃるのではないでしょうか。

 昨年1年間、政党の支援を受けず無所属で活動してきた私を、多くの皆さまにお支えをいただきました。1軒1軒お宅を訪問する中で、街頭で、数えきれない方から温かいご期待の声をいただき、物心両面でのご支援をたまわってきました。

 いよいよ今年は衆議院の解散総選挙が行われます。皆さん、こんな体たらくの政治を前にして、このままの政治で、このままの日本でいいのでしょうか。今こそ、共に声を上げ、立ち上がろうではありませんか。

 私は、今は無所属の小さな存在かもしれませんが、その自由な立場から思い切った行動をすることができます。母を亡くし、50歳にもなって、惜しむほどの命もありません。そんな私だからこそ、必ずや国会に戻って日本の政治を、私たちの祖国を立て直して見せます。今年は、私自身が日本の政治の転換のさきがけとなる思いで活動してまいる決意です。皆さまのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げますとともに、令和3年が皆様方にとりましても、日本にとりましても輝かしい年となることをお祈りいたします。