〇百里基地開庁55周年記念式典にお招きいただき、3期目になってはじめて公的な場で挨拶をいたしました。衆院選では、隊友会からもご推薦をいただきました。
会場には東日本大震災の時に被災地の最前線にある基地の司令として活躍した荒木淳一元空将がいらしていて、旧交を温めました。
荒木氏は、防衛大卒業後、米国空軍士官学校に留学し、タフツ大フレッチャー法律外交大学院修士、ハーバード大国際問題研究所研究員などのキャリアを積んだスーパーエリート自衛官。百里基地司令の後、沖縄の南西航空混成団司令として、東アジアの緊張する安全保障環境の最前線で指揮を執りました。
現場の実態をお伺いしたところ、「連日中国機の領空侵犯などで大変な緊張が続いているが、隊員は士気も旺盛で頑張っている。しかし、日本の防衛能力が現状維持である一方、中国の軍事能力は年々上がって来ていて、この緊張状態が長期に続くと将来どうなるかは心配だ」とお話しいただきました。
自衛隊というとイデオロギー的な議論や、単に勇ましいだけの議論がなされがちですが、最前線の皮膚感に基づいた地に足の着いた議論というものはあまりなされません。本当は3期目は安全保障委員会に所属したかったのですが、私たちの会派には割り当てはありませんでした。その分、しっかりと勉強したいと思います。