福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

現場の声は、さまざまな政治のテーマ

〇私が行う国会での質疑は、さまざまな方からの声を聞く中で作られ、また質疑を見た方からさまざまな反応があります。その対話こそが、民主政治の基本であると考えます。

 昨日は世田谷区で開かれた全国再エネ問題連絡会第1回全国大会へ。太陽光乱開発を防ぐために省庁横断的な規制の導入を訴える私の予算委員会での質疑を見て、全国の太陽光や風力の乱開発に対応している団体のパネリストに招いて下さいました。

 その後は、北区に移動して日本輸送サービス労組の大会に。主にJRではたらく若い人たちが新しく作った労働組合。イデオロギーとは一線を画し、働く人がお金を出し合って職場を作るワーカーズコープと交流するなど先進的な取り組みをしようとしています。現場の声は、さまざまな政治のテーマとなってまいります。

 また、先週は大井川茨城県知事以下県庁幹部が勢ぞろいした「国の施策及び予算に関する提案・要望の説明会」が開催されました。実は私は、このような形式的な陳情はあまり好きではありません。というのも、役人時代「あれくれ、これくれ」式の茨城県の陳情はあまり評判がよくなくて、上司は陳情書を右から左に部下の私に投げて放っておかれることもあったからです。

 しかし、久しぶりに対面で開かれた中央要望は、知事がパワーポイントを用いて説明をする簡にして要を得たもので、内容も従来の「あれくれ、これくれ」式ではなく、具体的なデータに基づく茨城県の最低賃金の引き上げや難民受け入れの拡大などでした。これらは、決してすぐには茨城県の利益にならないものかもしれませんが、日本全体の課題の解決に茨城県も役割を果たそうとするものです。

 こうした茨城県の姿勢は、必ずや国の政府の目に留まり予算や制度の面でいずれ恩恵が来ることでしょう。知事の政策や行動には疑問のあることもなきにしもあらずですが、このような中央要望のやり方には大いに評価したいと思います。私も、茨城県の考えていることを実現するために汗をかいてまいります。