福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

私が政治で一番大事にしている価値は「自由」だ

〇盟友の緒方林太郎君の投稿。まったく同感だ。

 私が政治で一番大事にしている価値は、「自由」だ。その中には当然、信仰の自由が入る。自由を権力や行政が制限することを極めて抑制的に考えるのがリベラルの立場だと思うが、「リベラル」だと思っている人ほど「安倍元首相憎し」からなのか、信仰自体を否定したり、信仰している人自体を否定するような言説が目立つように思う。

 何度も書いているように、旧統一教会の問題の本質は、政治家が旧統一教会や関連団体に関わることによって、それらが行う不法行為(霊感商法など)を助長したりお墨付きを与えることである。だから、政府に登用された政治家たちが「知らなかった」と臆面もなく言うことは、当人自身がその任にあたる政治家としての能力や知見がないことを示している。私ですら、旧統一教会系からの出席の呼び掛けはお断りしている。1票でも票が欲しい浪人中でも、だ。

 一方、政治の土俵で、週刊誌やワイドショーの報道に釣られて旧統一教会の教義や儀式のあり方にまで論評するのは、抑制的にすべきだろう。たとえ不法行為に関わっている宗教団体だったとしても、たとえば「その宗教団体を潰せ」「教義がけしからない」などと政治の土俵で議論するのは極めて慎重にすべき、と感じるのがリベラルな立場である。

 そして私は、政治家としてというより、一人の足らざる人間として、何の信仰も持っていない人より、何らかの信仰心を持っている人の方を信用する。自分の認識の及ばない不可思議の存在を認めない人間は、傲慢で自分本位な人が多いからだ。