福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

有志の会の京都研修会

〇有志の会の京都研修会。山形大学大学院の村上正泰教授から地域医療について、京都大学公共政策連携研究部の奈良岡聡智教授からは戦前の二大政党政治に見る日本での二大政党制の可能性についてご講義いただきました。いずれも気鋭の研究者による本質的な議論で、時間があっという間に経ってしまいます。これだけ知的刺激のある研修をセットしてくれた北神先生に、感謝です。京都の学問の奥深さを実感しました。

 研修会の合間には、京都御所の目の前にある水戸藩邸跡、祇園の長楽寺にある水戸藩烈士の墓を訪ね、夜はかつての遊郭の島原にある一言さんお断りの輪違屋で、懇談。輪違屋も数々の維新の志士たちが出入りした置屋。部屋には、新撰組の近藤勇の書が掛かっていました。

 こんなこと書くと笑われるか、変な人に思われますが、私は中学校2年生の年末に3晩連続で一つのストーリーになった夢を見ました。それは、幕末の水戸藩士が尊王攘夷の志を持って京都に駐在する話で、最期は西側に京都の街並みを眺める松の木が生えている丘で斬られるところで、寝汗をびっしょりかいて目を覚ましました。自分の前世だったんじゃないか、とも思います。私が密かに政治を志すようになったのは、その夢を見てからです。長楽寺のそばの山を歩いていると、あの時夢で見た景色のような気がしました。