〇本日、国土交通委員会において大臣所信に対する質疑を行ってきました。この国会は、本来もっと安保三文書に関する議論が深められるべきなのに、そうなっておりません。今日は国土交通省分野の鉄道貨物と安全保障に関する議論を斉藤鉄夫国土交通大臣、小野田防衛政務官と行いました。
自衛隊法101条には公的な機関に対して防衛大臣が協力を求めることができ、求められた者はこれに応じなければならないという規定があります。しかし、この対象となっている鉄道会社は、完全民営化されていないJR北海道、JR四国、JR貨物だけ。それ以外の民営化されたJRは経過措置として当面の対象となっており、新幹線の開通で第三セクターとなっているところは対象から外れています。こうした法的な穴があることについて問ました。
さらに、現場での評判がすこぶる悪い建設キャリアアップシステム（CCUS）について、きちんと現場の声を聞き、本当に建設技能者の待遇改善につながっているのか、科学的にデータをもって検証し、政策体系を見直すべきことを訴えました。かつての上司だった斉藤大臣は、いつもきちんと熱心に質疑を聞き、誠意をもって答弁をしていただけます。役所には、その姿勢を見てしっかりと対応していただきたいと思います。
審議の模様は、YouTube 福島のぶゆきチャンネルでご覧にいただけますので、ぜひご覧ください。
