福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

真壁のひなまつり

〇荒れた国会から戻って、昨日は穏やかな春の日差しの下、桜川市真壁のひなまつりを回ってまいりました。私が初めて出馬した2003年に、行政に頼らず地域の皆さんの手作りで始まったこのお祭も、もう20年以上が経ちました。

 伝統的建造物群保存地区のこのまちには、古くからの商家などが残り、それぞれの家に代々伝わるひな人形を中世から続く町割りを歩きながら見てまわるのが、このおまつりの魅力です。中には、江戸時代からのひな人形もあります。

 この街は、東日本大震災では大きな被害を受けました。当時与党の議員だった私もはたらきかけて、復旧のための国の補助金を相当かさ上げし、いくつかの建物は再建されました。しかし、あれから13年経って、高齢化は進み、居住者がいなくなった建造物や商売を辞めてしまって閉じられた建造物が増えてしまっています。どうやってこの美しい街並みを残していくのか、私に課せられた大きな課題です。

 個人的にもこのおまつりが大好きな私は、10年以上毎年欠かさず来ています。それぞれのお宅の方と、いろいろな言葉を交わすのも、このおまつりの大きな魅力の一つです。今年は、やっぱり国会の話題ばかり。予算案可決に向けた国会の動きは、政治的にはさまざまな評論がありますが、みんなに共通しているのは「与野党限らず国会議員は一体何やってんだ」という声。政治に対する不満の受け皿がないことが、一番の不満なのでしょう。

 それにしても、多くの方にお声掛けいただきました。石のまち真壁ならではの、ひな人形のレリーフもいただきました。皆さんのお声や思いをしっかりと体に刻み付けて、今週の国会に臨んでまいります。