福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

国土交通委員会、この国会最後となるであろう質疑

〇この国会おそらく最後の質問を国土交通委員会で行いました。何よりも嬉しかったのは、地元から国会見学に来てくださった方に傍聴していただいたこと。おかげさまで、政界有数の人格者の斉藤国土交通大臣には、真摯で前向きな答弁をいただきました。議論の模様は、YouTubeでご覧ください。

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 まずは、平成24年の笹子トンネルの事故後、道路法が改正されて道路管理者に5年に橋梁等の一度の法定点検が義務付けられました。問題は線路を跨ぐ跨線橋で、この点検はJRが独占的に行っており通常の検査費とは2ケタも違う高い検査費を取っています。たとえば、筑西市は検査だけで5年間で2億7700万円を鉄道会社に支払っています。その費用の内訳や根拠は、自治体にはなんら明らかにされません。

 価格形成のためのルールが必要ではないかと質しました。答弁は精いっぱいの前向きの答弁でしたが、質問をする過程で関係自治体には国土交通省からヒアリングが入ったようなので、実態をわかってもらって善処してもらえるものと信じます。

 次に「中速鉄道」について。中速鉄道とは、新幹線のような高速鉄道ではなく在来線を時速130キロ~200キロで走る鉄道です。まもなく整備新幹線が完成する中、次の新しい新幹線より在来線の高速化の方が合理的であることを訴えました。私は、前回の選挙で常磐線の高速化を訴えてきましたが、石破茂先生も同様のことを主張しております。ここでも、少しは期待が持てる答弁をいただきました。

 国会が閉会すると、あとは「政界は一寸先は闇」の世界です。闇夜の旅路を楽しみたいと思います。

地元から応援団の皆さんも駆けつけていただきました。