本日衆議院が解散されました。昨年の2月に本格的に活動を再開し、昨年秋以降まさに常在戦場の思いで水戸と筑西の選挙事務所を維持しつづけ、ようやく総選挙の日程が決まりました。正直、ここまで長かったという思いです。準備体操は十分行いました。あとは猛暑の中の選挙を夢中になって走る抜けるのみです。
今は相変わらず毎日自転車に跨りながら、草の根のご支援をたまわるべく元気に地域を回らせていただいております。この1年あまりの間、訪問させていただいたお宅は、優に5万軒を超えました。
こうした活動ができますのも、皆様方のお支えがあってのものです。福島のぶゆきの6年間の浪人生活を支えていただいてきた皆様方への感謝の思いは、決して言葉では言い尽くせません。「雨天の友こそ真の友」という言葉がございます。霞ヶ関を飛び出してきた無名で未知で生意気な若輩者に対し、挫折しそうになったときにはお励ましいただき、未熟なところはお叱りいただき、6年間の浪人生活の間物心両面にわたってご支援を賜りましたことに心からお礼を申し上げます。
思い返してみれば、小泉総理の下の内閣官房で構造改革特区の実現に携わっていた私は、何も決断できない、判断できない政権中枢の姿を見てきて、「このままでは日本は沈没してしまう」という純粋な危機感を持ち、霞ヶ関を飛び出して故郷に戻り、政治の世界に挑戦をいたしました。当時は自民党王国の茨城1区では、私が見てきた末期的な政権の姿を訴えても、「やっぱり政権は自民党じゃなきゃ」となかなかご理解いただけないこともありました。しかし、地域経済が長期の低迷に喘ぎ、おかしな事件が相次ぐなど社会不安が広がる一方で、安倍内閣、福田内閣、麻生内閣とコロコロと総理大臣が変わり、無責任でだらしのない政権運営が続く中で、日本の政治の窮状を多くの皆さまが知るところとなりました。マスコミなどでは政権交代まであと一息のところまでやってきたと報道されており、私自身の感触でも、過去2回の選挙とは比べ物にならないくらいの地殻変動が、岩盤とも言われてきた強固な地盤の茨城1区でも起きつつあると実感しております。
そうは言っても、長年続いてきた強固な基盤を持つ自民党政権。この歴史を変えることには、とてつもないエネルギーが必要になります。私自身、今回の最終決戦は非常に厳しい壮絶なものになるものと覚悟をしております。歴史は一人の力では決して動かすことができません。政治の転換で日本再生への第一歩を記すために、ぜひ今ひとつ一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。暑い夏が終わったころ、実りの秋が茨城1区にもやってくるよう死力を尽くして戦ってまいりますので、どうか倍旧のお励ましを賜りますようよろしくお願い申し上げます。