本日、天皇陛下をお迎えして臨時国会が開会いたしました。陛下からの「本日、第176回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」というお言葉をお聞きし、内外に難局を抱える「ねじれ国会」を前に、身が引き締まる思いがいたしました。
国会の開会に合わせて、さまざまな党内人事が実行されました。私は「負け組」ですので、与えられた職責の現場で政権を支えるために粛々と汗をかいていくのみだと思っております。これまでの農林水産委員会に加えて、内閣委員会の所属を命ぜられました。内閣委員会は、政治主導法案などの重要案件を抱える多忙な委員会です。農水関係だけでかなりきついのですが、政権の屋台骨を支える法案の審議ですので、こちらのほうにも全力投球していかなければなりません。
さらに、昨日の行政刷新会議で仕分け第三弾の「仕分け人」として任命をされました。仕分け第三弾の目玉である特別会計の事業仕分けのうち、財務・経済産業・厚生労働省関連の特別会計の仕分けの担当となりました。これまでの仕分けと異なり、特別会計の仕分けは制度の本質論に立ち返った議論が必要となり、制度の見直しには大きな政治的決断が求められます。11月までの短期間での勝負ですので、こちらも大忙しです。
年末の県議選、いずれ行われるであろう総選挙を前にして、なかなか地元に帰れないのは不安ですが、今は国難の時。これも「お国のため」と考えて、体力の続く限り仕事をしてまいります。