福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

いよいよ解散総選挙

安倍総理は、消費税増税の延期の判断を受けて衆議院解散を決定いたしました。いよいよ国民の皆さんのご判断をいただく時がやってきたのです。解散が現実的なものになってからのここ数日、準備のためにてんやわんやの毎日です。ぜひ、ちょっとの間でも結構ですので、お手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら、猫の手も借りたい思いですのでよろしくお願いいたします。

 前回の厳しいご審判から2年。先週後援会の中枢の皆さまに急なお声がけしたところ、「いざ鎌倉」とばかりに選挙区内各地からお集まりいただき、大変な熱気に包まれました。その後、毎日各地の後援会の皆さんと断続的に打ち合わせをさせていただいておりますが、いかに多くの方々にご期待をいただきお支えいただいてきたものか、改めて感謝の思いに堪えません。

 この間 写真のように靴底を減らしながら、地域を歩かせていただきました。「アベノミクス」ともてはやされておりますが、私たちの故郷では地域の商店街の衰退は止まらず、信じられないくらいの米価下落は農家のやる気を失わせ、子供や孫の就職先や結婚を心配する声がひっきりなしに届いてきます。石油や食料品などの生活必需品の値段は上がり、「年金だけじゃ生活できない」という悲鳴が聞こえてきます。

 今の政治は、何かがおかしくなっていやしないでしょうか。「世界で一番企業が活動しやすい国」を目指す政権というものは、国民や地域に対する温かさがあまりにも欠けているのではないでしょうか。かつて我が国では、政治を司る人は国民のことを「おおみたから(大御宝)」と呼んできました。地域で支え合いながら暮らし、親から子、子から孫へと文化や日本人の美徳を連綿と引き継いでいく国民あっての美しい日本という国なのです。しかしながら、内閣にスキャンダルが続出し、経済政策の失敗が目に見えるものになった途端に解散をして議席の維持を図るような政治は、国民や地域に対する目線の感じられない自分たちの身を守るだけの政治に思われてなりません。

 12年前、「今のこの国に本物の政治家は、あまりにも少ない。本物の政治改革の担い手となろう」と志を立てて霞ヶ関の官僚を脱藩したその思いは、いささかも変わったつもりはありません。3年3ヶ月の衆議院議員時代も消費税増税やTPPの問題などにおいて、政党の論理の前に「それが本当に国民のためになるのか」という視点に立って信念を貫いて行動してきたつもりです。このような政治状況だからこそ私福島のぶゆきは、「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」という西郷隆盛の言葉どおり、自分の人生「すべてをこの故郷(くに)のために」捧げさせていただく決意です。

 どうか皆さん、福島のぶゆき決意を受け止めていただき、ご支援をたまわりますことを切にお願い申し上げます。
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