〇私のお隣の選挙区、栃木4区の立憲民主党の候補予定者藤岡隆雄君の雇用調整助成金についての論考です。まさに我が意を得たりです。
【厚労省はじめ政府には、今が平時ではなく、危機という認識があるのだろうか。現在の本制度は、平時の延長線のツギハギでしかなく、危機モードになっていない。
厚労省のホームページには、「特例を拡大しました」「申請書類を簡素化しました」「計画の届出を事後にしました」などとの言葉は踊る。
しかし、事業主にとって最も知りたい情報である、「どういう条件を満たせば」「いくらの金額を」「いつもらえるのか」というのが、全くもって分かりにくいままである】
藤岡君は私と同じように金融庁官僚から脱藩して、うちと同様に自民党の強い栃木4区で3回挑戦して落選しても、不屈の闘志で挑戦を続ける志の高い猛者です。
コラムを読んでいただけたらわかるように、地に足をつけて地元で経済活動をしている人たちの声をよく聞き、かつ金融庁での経験から政策の作られ方や官僚の論理を知っているからこそ、国民の視点に立った的を射た論となっています。
本来は、このような本格派の若者をすぐにでも国会に送らなければならないのですが、私のようなだらしのない先輩のせいで言葉にならないような苦労の年月を送っています。ぜひ、選挙区の方がご覧になりましたら応援してあげてください。
それにしても、このような議論は、現職の与野党の皆さんが行わなければなりません。「悪夢の民主党政権」の時代は、3.11東日本大震災対応で私は茨城県の与野党の国会議員の連絡会議の事務局長として、こうした現場の様々な声を各議員から集めて、それを法案にしたり、運用を変えさせたり、予算措置を講じさせたりしていました。もっと、現場とのパイプが通じていたし、政治が主導して物事の実現は早かったと自負しております。
今こそ、政治の出番。政治家が自粛している場合ではありません。パフォーマンスのために歳費は下げなくていいので、その分くらいはたらいてください。
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こちらの方は、経済産業省が失地回復のためにかなり頑張っていると思う。