福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

このタイミングでの、絶妙のリーク

〇野党支持者の中には、「これで政権大混乱」とほくそ笑む向きもあるだろう。しかし私は、このタイミングで検察筋が読売/日テレと共同通信にリークしていることからみて、政権と示し合わせた計算してものであると考える。

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 検察庁法改正案審議は、当初与野党ともに新型コロナウイルス対応に隠れてこっそりと通すつもりだったでのあろうが、思わぬ世論の沸騰を招いた。ただでさえ新型コロナウイルス対応で体力が弱っている安倍政権に、大きなダメージを与える可能性がある。

 このタイミングでの、絶妙のリーク。昨日、野党国対が内閣委員会での審議日程を飲んだのは、この情報が伝えられていたからであろう。河井夫妻の逮捕許諾請求をめぐって、近いうちに野党の大きな出番がやってくる。ワイドショーも、小難しい検察の問題より、わかりやすいこちらの問題一色になる。場合によっては、総理入りNHK中継付きの予算委員会集中審議も取れるかもしらない。ここは、検察庁法改正案の採決日程を認めてでも、国会を前に進めたほうがいい。こんな判断を野党国対はやった可能性はある。

 官邸は検察との関係でも、この問題が河井陣営に流れた1億5000万円の出元を捜査しないことと引き換えに、河井夫妻の立件化で握った可能性もある。

 いずれにしても、この記事のリークに至るまでに、国会の日程や政権のカレンダーはすでに作られている。野党も、それに阿吽の呼吸で応じている。そう頭に置きながら、今後の国会を見てみると、いろいろなことがわかってくるだろう。

 一つ一つの目に見えるニュースに踊らされてはならない。