〇今日の読売新聞の茨城欄(上)と茨城新聞(右)。同じことを報道しているのに、見出しは全く違う。
読売新聞の見出しは、「大井川氏を「消極的推薦」」「自民県連 県政運営不満の声も」「1期で交代 批判を懸念」。一方の茨城新聞の見出しは、「衆院、知事選へ全力」「大井川氏、推薦に謝意」。
「大井川県政は一切批判しない」という論調を固持する茨城新聞は、まるで自民党県連の機関誌のよう。でも、県内の発行部数は読売新聞の方がはるかに多い。きっと何か大人の事情でもあるのだろう。
お金を払って新聞を買っている方は、誰のために書いているメディアなのかぜひ忖度してみよう。メディアが、ジャーナリズムとしての自らの首を絞めるようなことがないことを心から願う。