福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

ミャンマー代表の選手たち

〇28日のサッカー日本代表W杯予選。「10-0の快勝、大迫5得点、ハンパねえ!」と、はしゃぎたいところだが、NHKニュースでのこの報道を見て、いろいろな思いがこみ上げてきて、涙が出てきた。

 当然、スポーツと政治は切り離されるべきものだ。しかし、来日したミャンマー代表の選手たちは、軍によるクーデター下にあって、民主化を求める多くの無辜の市民が虐殺される中、さらに代表経験のあるサッカー選手も拘束されたり殺されたりしている中で、軍政ミャンマーを代表して選手として来日することに葛藤があったことだろう。

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 一人の選手が、国歌斉唱時に静かに抵抗を示す三本指を掲げていた。恐らく本国の政権もこれを見ているだろから、相当な覚悟がなければできない。いや、もしかしたらこれをやって世界に訴えるために、この選手は来日したのかもしれない。

 日本政府は、ミャンマー選手に帰国を拒否する者がいれば、人道的な観点から温かく保護して欲しい。そして、私たち日本人は、こうして命懸けで祖国に民主政治を獲得しようとしている人たちがいることを見て、与えられた民主制の下、ぬるま湯の堕落した政治に安住していることを恥じなければならない。