〇予算委員会の参考人質疑で質疑に立ちました。(数日後にYoutubeに質疑の様子をアップします。)通産省の先輩の松井孝治慶応義塾大教授との議論。松井さんとは、橋本内閣の行政改革で一緒に仕事をし、政治を志したときに民主党に導いてくれた関係にあります。平成の30年間を霞が関と永田町で過ごした私たちにとって、行政改革も政治改革も中途半端なままで日本の停滞を招いたことは、忸怩たる思いがあるのです。
そんな思いを背景に、
①「失われた20年、30年」を招いた政治と行政の要因
②私たちが思いもって実現させた民主党政権は、なぜ失敗したのか?
③安倍政権の官邸主導の政権運営への評価
④国会改革のあるべき姿
について、議論いたしました。
参考人質疑は弛緩した空気が流れる時間が多いのですが、与党席からも合いの手がかかって議場の空気はそれなりに盛り上がったと思います。私たち有志の会は、5人の小会派。短い時間でも、しっかりと準備をした凝縮した本質の議論を行って、注目していただくしかありません。予算委員会が始まって2週間。与野党の先生方から「有志の会の質問は、いつもちょっと違うな」というようなお声もいただいております。来週も全力投球してまいります。
この質疑を、私たち二人がご指導をいただき、私は喧嘩別れをしたまま永遠の別れになってしまった故仙谷由人先生と、私たち二人を特別に可愛がっていただき、私が民主党から出馬することを後押ししてくれた故鴻池祥肇先生に捧げます。