〇昨日岸田首相は、安倍元首相の「国葬」を行うことを発表いたしました。私が接してきた安倍晋三という人間に対する思いについては、先日このブログでも書かせていただきましたが、日本の歴史における安倍晋三という政治家の評価については、感情とは別に冷静に行うべきであると考えます。そして、吉田茂以来行われる「国葬」とは、そうした多くの国民の評価の上に、本来決められるべきものであると考えます。
このタイミングでこのようなことをお話しすることにはご批判もあるでしょうが、昨日岸田首相があのような発表をされた以上、私もここに自らの考えを述べさせていただきます。「棺を蓋いて事定まる」という言葉があります。そうした評価を受けることこそ政治家の役割であると考えます。