福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

予算委員会第5分科会で質疑を行ってまいりました

〇先ほど、予算委員会第5分科会で、加藤勝信厚生労働大臣、吉川ゆうみ大臣政務官たちに質疑を行ってまいりました。マスクをしないでやり取りをするために、透明な板で区切られ、刑務所の接見室のようになってしまっています。

 まずは、脳脊髄液減少症の難病指定の追加について。この病気については、まだ社会的に十分に認知されておらず、診断体制も診療環境も整っておりません。交通事故による被害者の方などが声を上げております。難病指定のためには客観的な診断基準等が確立する必要があり、そのための研究を進めていくとの前向きの答弁をいただきました

 次に、戦没者の遺骨収集事業について。平成28年に議員立法で戦没者遺骨収集推進法が制定され、令和6年までが「集中実施期間」とされています。この間、コロナ禍による中断がありましたが、それにしても遅々として進んでいないのが現状です。平成31年3月に私自身がパラオ共和国のペリリュー島での遺骨収集に参加した経験を踏まえ、政府の遺骨収集事業の改善点等について提案をいたしました。

 加藤大臣に渡された役所の答弁は「計画通りに進んでいる」。しかし、遺骨収集の目的は計画通りに進めることではありません。戦後80年近くたっても100万柱以上の国のために散っていった日本人の遺骨が故国に帰っていないのは、万死に値する国家の恥です。ハワイで米軍の遺骨収集の実態を見てきた加藤大臣は、米国がいかに自国民の遺骨の収集に執念をかけているのかは、よくご存じでした。

 今のやり方を令和7年以降に延長するのではなく、抜本的に体制を強化するのは私たち政治家が判断すべきことであり、政治家の責任です。政府の対応を質すだけでなく、自らも行動してまいります。質疑が終わった後、土屋品子議員が寄って来て、「私も父(故土屋義彦参議院議長)に同行して30年前にペリリュー島に訪れたことがある。質問してくれてありがとうございます」と声を掛けてくださいました。

 質疑の模様は、1YouTube福島のぶゆきチャンネルでご覧ください。


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