福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

今日も国会は混乱

 13時に開かれる予定だった今日の本会議は、総務委員会での放送法改正案の採決に野党が反発して、今現在まだ開かれておりません。マスコミはまた「強行採決」と書くかもしれませんが、何度も言いますが、今の政権与党は自民党時代よりはるかに丁寧に長い時間国会審議をしております。野党とりわけ自民党は、わざと強行採決をさせるように、させるようにと狙っていて、そのときがくると委員長席に詰め寄って騒ぎ始めて、その絵をカメラに撮らせるのです。

 私が委員となっている倫選特(政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)も昨日、そんなことで混乱がありました。審議している法案は、この夏の参議院選挙の予算の執行に関する法案で、実に形式的な法案です。自民党のある理事は、委員長がトイレに立っている間、国会運営の要領がよくわからない1年生の与党議員が委員長席に座っている時間を見計らって委員長席に詰め寄り、「速記を止めてくださいっ!」と気も狂わんばかりに叫んで、審議を止めてしまいました。本当は、委員長の代わりに委員長席に座った代理の理事が淡々と議事を進めればいいのに、あまりの異様な詰め寄りについに「はい」と言ってしまったのです。与党側の委員長、理事も与党慣れしていないという瑕疵はありますが、単にこれは委員会を成立させないために妨害しているとしかいいようがありません。

 昨日はさらに、理事会で採決に向けた段取りが与野党間で話し合われていたはずなのに、野党側の質疑者がいきなり委員長不信任案の動議を提出してきて、議場は混乱に陥りました。こんな無茶苦茶な抵抗戦術には、野党の公明党や共産党の皆さんも賛成するはずはなく、あっけなく否決されました。いったい自民党の皆さんは何がしたいのでしょうか。

 本会議が開催されないおかげで、本会議散会後開かれる予定だった農林水産員会の開催も現在は目途が立っていません。口蹄疫対策で特別立法を提出するかどうかの大切なときなのに、こんな出鱈目な野党の戦術で危機対応の議論ができないのは、困難な状況にある宮崎の方や全国の畜産・酪農農家に申し訳ありません。「参議院選挙前に与党を貶めるためのパフォーマンスをしたい」という戦略はわかりますが、ついこの前まで責任ある与党だった党には、決して「なんでも反対」の抵抗野党に堕落することなく、国家・国民のことを考えた国会対応をしてもらいたいものです。