〇久しぶりに議員会館に入っての仕事。
まずは、インボイス問題検討・超党派議員連盟の副会長として、財務省に対してインボイス制度の中止・延期を求める申し入れ。この夏も各地でインボイス制度導入で困惑する声をお伺いいたしました。そもそも、インボイス制度の問題はこれまであまり多くマスコミに報道されておらず、ようやくいくつかの報道で問題点を知った人が出始めているのです。
財務大臣への申し入れを求めたにもかかわらず、対応に出てきたのは政務官。メディアを入れることも認めません。財務省は相変わらず「寄らしむべからず、知らしむべからず」。一体何様なんでしょうか。
超党派の日華議員懇談会役員会では、来年1月に行われる台湾の総統選の候補者、頼清徳副総統の選挙責任者の馬永成氏との意見交換会。最近、台湾の総統選候補者が次々と来日しております。頼副総統は自由に来られる立場ではないため、馬氏が代わりに来日して総統選に向けた所信をお話しいただきました。
福島第一原発からの処理水放出について、与党の民進党のみならず、総統候補を出している野党の国民党、民衆党も日本政府の措置を理解し支持してくれていると言います。最近の台湾の国民は日本人以上に環境問題に敏感ですが、科学的知見に基づく判断に信頼してくれているのです。頼副総統は、20年来の知己。台湾の総統選のゆくえを注意深く見守りたいと思います。
その他、地元からいただいているいくつかの陳情案件をこなしているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。東京と地元では時計の針の進み方が違うようです。