福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

日立市で豪雨水害のボランティア

〇生まれてから16年間住んだ故郷日立市に、水戸葵ライオンズクラブの仲間たちと豪雨水害のボランティア。一声かけるとパッと集まって、どこでも災害ボランティアに行けるのが水戸葵ライオンズクラブのすごいところ。

 担当したのは、災害拠点になるべきにもかかわらず大きな被害を受けた、日立市役所のちょっと下流の地点にあるお宅。川の水面から5、6mはある高台にあるのに、床上まで浸水したのは信じられない。でも数沢川と平沢川が合流した川はコンクリートで河床も河岸も固められ、周りの道路もコンクリートの塊。すぐ下流では宮田川とも合流する地形から、水の逃げ場がない構造だったのだろう。すぐそばの低地には日立市消防署本部もあって、大丈夫なんだろうかと思った。

 私が子どもの頃は、日立市は冬は山が北風を遮って暖かく、夏は海風で涼しく、災害も少ない街とされていた。もしかしたら、「大きな災害は起きない」という思い込みがあるのかもしれない。

 庭には増水した川から流れてきた大きな石がゴロゴロとあって、それをスコップで掬い、土嚢に入れて、一輪車で下の空き地に運ぶ。蒸し暑い中、大粒の汗が吹き出し、たいへん。50を過ぎた身には、明日は筋肉痛だろう。

 一緒にボランティアした中には、大阪や神奈川県藤沢市から来ている人も。東日本大震災のボランティアで出会った仲間たちで一緒に来ているとのこと。今日は3連休のため多くのボランティアの方が集まり、ボランティアセンターの運営もスムーズだった。東日本大震災以降、各地で災害が起こると全国からボランティアが集まる日本は、素晴らしい国だと思う。