福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

いつも地球儀を意識しながら仕事を

〇日本パレスチナ友好議員連盟総会が開かれ、出席した国会議員は10人に満たなかったですが、ラザリーニUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)事務局長と、一緒に来日した3人のパレスチナ人中学生の話を聞いてきました。

 日本は、敗戦後復興の途上、国連に加盟する前にすでにUNRWAへの支援を行っていました。近年ではイスラエルへの過度の肩入れをするトランプ政権の下、米国の資金援助が停止されるなど大きな環境の変化があり、日本の支援を必要としています。

 私からラザリーニ氏に、そうした状況の中、パレスチナ支援への中国の影響を問うたところ、「端的に言って、額も少なく、政治的な思惑の持った支援を必要とはしていない」という答えがありました。3人の中学生に「パレスチナを盛り立てるのか、パレスチナを出て世界に羽ばたきたいのか」と将来の夢を聞いたところ、「国際ジャーナリストになってパレスチナの現状を世界に知らせたい」「科学者になって気候変動のような世界的な課題にパレスチナが科学で貢献できることを示したい」などと流暢な英語で答えてくれました。

 同行していたUNWRAの二人の日本人幹部は、エルサレムに読売新聞の支局長として赴任している私の弟とも親しくしてくれているらしく、いろいろと連携していこうということになりました。

 夜には、韓国の国慶日及び国軍の日のレセプション。昨年も韓国の政権が代わって日韓関係の改善の期待から大勢の人が来ていましたが、今年はそれを超える来客で盛り上げっていました。尹徳敏駐日大使から、「昨年赴任した時には難しい仕事を受けたと思っていたけど、この1年で両国首脳のリーダーシップで日韓関係が劇的に改善し、ビジネスの往来も盛んになって、歴代で一番忙しい大使になっている。自分は幸運だ」という挨拶がありました。地元の民団関係の方もいらっしゃっていて、一緒に日韓関係改善を喜び合いました。

 国会閉会中はほぼ地元におりますが、国会議員である以上、いつも地球儀を意識しながら仕事をしてまいりたいと思います。