〇本日夕刻、来週から始まる政治改革特別委員会での政治資金規正法改正法案の審議に向け、立憲民主党、国民民主党、有志の会で法案を共同提出することを2党1会派で確認し、記者会見を行いました。
自民党派閥パーティーの裏金問題を契機とした政治とカネの問題の解決はこの国会後半の最大の焦点であり、今から数十年に一度の大政局が始まります。与党側が自公間の協議が整わず法案を共同提出できなかったのに対して、野党側が2党1会派で法案を共同提出できたことは、出発点として大きな意義があると考えます。参議院で単独過半数を持たない自民党は、このままでは法案を成立させることはできませんから、ここから様々なドラマが生まれることでしょう。
報道は立憲民主党と国民民主党の合意ばかりが報道されていますが、この間の調整は難航を極め、二党だけでは合意に至らなかったかもしれません。私たちの会派が触媒として加わったことによって、合意に向けた環境を整えることができたものと自負しております。調整に当たった両党の皆さん、お疲れさまでした。私たちの会派の一丁目一番地は、企業団体献金の廃止ですが、この法案にはそれが盛り込まれていません。今後各党との連携の方策を探ってまいります。
いよいよ来週からの委員会では、与野党のがっぷり四つの論戦が始まります。ぜひ、これからの政治改革の議論にご注目ください。それにしても、常任委員会の国土交通委員会と厚生労働いい会の委員に加えて、週に3回程度開かれる政治改革特別委員会、週に1回開かれる皇位継承の全体会議とこの国会会期末まで超多忙の日々が続きます。体がもう一つ欲しいくらいです。体調管理をしっかりとしてまいります。
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