福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

下妻の伝統芸能祭

 下妻市で昨日伝統芸能祭が開催されました。下妻市は、市内の各地域でお囃子をはじめとする伝統芸能が伝承されていて、毎年夏祭りになると一堂に会して華やかに披露されます。ところが、昨年は東日本大震災の影響で夏祭りが中止となってしまいました。下妻市は、お祭りになると血が騒ぐ人の多いまちです。なんとか地元の復興の象徴にならないかと思い、市内のお囃子を束ねている私の大事な支援者に相談し、文部科学省文化庁にも掛け合って補助金をいただいてきて実施されたのが、この伝統芸能祭です。

当日は、これまた多才な私の支援者の方が、私たちの故郷の象徴である筑波山と砂沼の水際をイメージした見事なステージセットを作成され、応援に来ていただいた近県の名だたるグループのパフォーマンスも交えたお祭りが開催されました。会場は超満員で大変な熱気に溢れていて、お祭り好きの下妻市民の復興への心意気を感じました。日本の原風景を再現したステージセットをバックに、お年寄りから子どもまでが息を合わせてリズミカルに演奏するお囃子を聞いていると、なんだか懐かしくて温かい不思議な気持ちが湧き起ってきます。かつて訪れたバリ島のウブドや、タイやベトナムなどの東南アジアの少数民族の村に来たような錯覚にも陥りました。日本人は、やはりアジア・モンスーン地帯の民族なのです。

お囃子というのは、それを伝承していくお年寄りから子どもまでの地域のコミュニティがしっかりと守られていて、自然と共存しながら生業を営み、そこから得られる恵みに感謝し、神仏を崇め奉る、利己ではなく利他の精神、まさに東日本大震災で確認された「美しい日本人の暮らしぶり」があってこそ、引き継がれていくものです。よく政治は国民の生命と財産を守ることが役割だと安っぽく語られますが、私はそれよりももっと大切なもの、すなわち長い歴史と伝統に培われた美徳や価値を守る政治家でありたいと思っております。今回のお祭りを通じて、下妻の皆さんが、改めて美しい故郷を再認識して、復興に向けて頑張ろうという気持ちになっていただけたらいいな、と思います。実行委員会の皆さん、お疲れ様でした。

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