◯「新憲法制定議員同盟」の大会で、甚だ役不足ながら党を代表して挨拶をさせていただきました。今月99歳白寿を迎えられる中曽根元首相も、重みのあるご挨拶をされておりました。
私からは、これまで70年間「護憲=リベラル、改憲=保守」「護憲=平和、改憲＝タカ派」というドグマに陥っていることから脱却し、国民的議論を踏まえて憲法を見直していくことこそが主権在民下の政治の責務であると訴えた上で、そのためにもまずは立憲主義という共通の土俵を形成すべきことを訴えました。「美しい憲法」などという文学的情緒的改憲論の自称「保守」や、「改憲したら戦争の道」などという教条的な「サヨク」を乗り越え、建設的な議論をし続ける必要があります。「○○だから議論しない」というのではなく、立憲主義を実質的なものにするための観点からの、憲法論議を仲間とも進めてまいります。
つい先日まで桜だと思っていたら、もう藤が満開の季節になっていました。季節の移ろいはあっという間です。
