福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

菅野完さんとの対談『月刊日本』

〇日本の自立と再生をめざす、闘う言論誌。『月刊日本』の5月号に、なぜか恒例となってしまった菅野完さんとの対談記事を載せてもらいました。

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 この二人が話すと、森友問題で「安倍夫妻を絶対に許すな」というタイトルになってしまうのですが、中身はほとんど安倍夫妻の話はありませんので、悪しからず。危機管理時における権力というテーマで、話をしたつもりです。

「要は権力の怖さを知らないということです。権力は法律で権限を与えられれば何でもできます。その法律を作る国会が、官邸の下請け機関になっている。法律を自由自在に改正できれば、国民の身柄や財産にだって介入することができます。安倍政権は日本をそういう世の中に変えようとしているのです。
 国民の間に危機感が広がらないのは、端的に言って戦後75年間の平和ボケのせいです。中国共産党の権力は怖いけども、安倍政権の権力は怖くないとでも思っているのではないでしょうか。しかし、権力を行使する主体は安倍総理ではなく、匿名の公務員たちです。彼らが国民の身柄や財産を侵害してくることがどれほど恐ろしいことか、それは一日でも香港のデモの中に身を置けばわかると思います。」

「現在の野党で民主党政権の中枢にいた人たちは、「権力怖い病」なのではないでしょうか。森友にしても桜を見る会にしても、メディアが報じた問題を追いかけ、安全なところから水鉄砲をピュッと打っているだけ。いま、本気で政権を倒して自ら国を率いようという気概はありません。」

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 読みどころ満載の『月刊日本』ですが、ぜひ連載企画の「不平等条約「日米地位協定」を抜本改正せよ!」も読んでいただきたいと思います。いくら日本国政府が検疫を強化しても、横田米軍基地からの米国人の入国にはなんら権限を発揮することができません。そうして入国して在日米軍から、何人感染者が出ていえるのかも、日本国民は知ることができません。明治維新後は、諸列強と結んだ不平等条約のせいで独自の権益ができず、コレラの流行を防ぐことができませんでした。

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 「くに」とは何か?本質的な問題を考えさせられます。

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