福島のぶゆきアーカイブ

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香港国家安全維持法

〇「香港政府は法治を尊重し・・・どなたも法律より上位に立つことはできない。法を犯し(ママ)者には身分や背景を問わず、法律に基づいて制裁をする」という論理自体が、普遍的な法治主義とは別の価値観を持っていることを示している。

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 法治主義の根幹は、誰もが「法律に基づいて制裁」を受けるということではなく、公共の利益のために個人の自由などを制限する法律は、民主的なプロセスに基づいて国民自体が作り、改廃をするということ。「香港国家安全維持法」は香港市民による民主的なプロセスによって作られた法律ではない。

 香港特別行政区政府の法治主義の理解は、安倍首相が言う「法の支配」という法治主義の理解と似ている。東洋的専制主義に由来を持つ価値観と言えよう。