福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

台湾の淡江大学日本政経研究所の皆さんにオンラインで講演

○台湾の淡江大学日本政経研究所の皆さんにオンラインで講演をいたしました。所長の蔡錫勲教授とは、故李登輝先生のシンクタンクとの交流を通じた20年来の知己。一橋大学に入学した娘さんが私の事務所でインターンをするなど、家族ぐるみでのお付き合いをしております。

 「この20年の日本の政治行政改革と台湾」と題して、コロナへの対応が日台間でなぜこれだけ違ってしまっているのか、20世紀末からのそれぞれの国の政治改革、行政改革の流れを振り返りながらお話いたしました。台湾側からも1時間近くにわたって活発な質疑が出され、刺激的な講演となりました。

 日本で政権交代しやすい小選挙区制度で初めて選挙を実施したのが、1996年。その年に台湾は、初めて選挙で李登輝総統を選びました。その後、台湾は2000年に民進党の陳水扁政権、2008年に国民党の馬英九政権、そして2016年の民進党の蔡英文政権と政権交代を繰り返しながら、民主政治を進化・深化させてきました。政権を見る国民の厳しい目があるからこそ、しっかりとした政府をつくらなければならなかったのです。一方の日本は、2009年の民主党への政権交代が大きな失望を招いたまま、停滞の政治。一強政治の下で、政府も劣化の極みにあります。

 これから中国の膨張がさらに進み、覇権志向が強まる中で、自由や人権が守られ、経済的にも繫栄できる民主アジアを作るリーダーに、日台が協力してなるべきである。そのためにも、日本自身が台湾を見習って民主政治を成熟させ、他国に影響を与えられるようにならなければならない、と決意をお話いたしました。

 コロナ禍が終息したら、台湾に行って交流を深めてまいりたいと思います。

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