福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

山尾志桜里さん

○同期当選の山尾志桜里さんの不出馬表明。本人も政界に入っていろいろ思うところがあったのでしょう。政治家の出処進退は、孤独に一人で決断するものです。まずは、「お疲れさまでした」とご慰労申し上げたいと思います。

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 東スポの記事ですが、

【古巣の立民関係者は「山尾氏はしたたかですよ。テレビなどのメディアに出まくり、野党批判を展開するのではないか。そんな冷却期間を置いて、自身のロンダリングを済ませた後は、政界に戻ってくるはず。来年の参院選で自民党にすり寄り、自民から出馬するという計算をしている可能性がありますよ」と語る】

というコメントがあります。私も無所属で出るにあたって、「将来自民党にいくつもりなんじゃないか」などとかつての仲間から陰口を言われることがありますが、そんなことはありません。

 役所を辞めて2009年の政権交代前に野党から出馬した人たちは、私も含めて、自民党政権の限界を感じて安定した立場を捨てて政界に入っているのですから、元々自民党に行くつもりなどありません。これまでも自民党から野党に移った役人出身の政治家は多くいても、野党から自民党に移った役人出身の政治家は、ほとんどいないのではないでしょうか。

 役所の第一線で活躍していた者なら、政策能力が低く官僚の原稿を読むばかりの自民党政権である限り、「政治家は利用するもの」と思っていますから、自民党で出馬するならそもそも選挙になんて出馬しません。こういう陰口を言う野党議員は、だいたいは内心「自分が自民党で出られたら」と思っている議員です。私が2003年に民主党に入った時、自民党にコンプレックスを持っている政治家が多いことに辟易としました。

 一方、地元でも、「小選挙区制になって自民党に空きがないから民主党で出たんでしょ」と今でも言われますが、私は「保守だから自民党という時代はもうとっくに終わっている。自民党以外の党に人材が集まることはいいことなんだから、党より人物を見てください」と言っています。「やっぱり与党じゃなきゃ」とも言われるが、「与党にいるって言ったって大部分の与党の議員は大して役に立っていない。役所だって、与野党を問わず天下国家を委ねうる政治家の言うことしか聞きませんよ」と答えています。

 いずれにしても、私の今回の無所属での出馬は、自民党に代わりうる、国民の皆さんに政権を委ねうると信頼いただき、地域に密着した、新たに政権を担いうる能力を持った政治勢力を作る第一歩にしてまいる所存です。