〇今日は先の大戦を偲び、犠牲となられた御霊を慰め、この国の行く末を考える日。早朝に自らハンドルを握って上京し、松原仁衆議院議員や同志の折本龍則千葉県議らと共に靖国神社に昇殿参拝。地元に戻って、茨城県護国神社に参拝。境内にあるペリリュー島守備部隊鎮魂碑にも頭を垂れてきました。
全国戦没者追悼式での尾辻参議院議長の追悼の辞は、ご遺族としてのまごころがこもった心を揺さぶるものでした。天皇陛下の「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」というお言葉も、承詔必謹すべきでしょう。
戦争は一部の指導者の独走のみで始まるものではありません。私が今年の通常国会で岸田首相に読むべきことを直接訴えた永野護の『敗戦実相記』では、無謀な戦争と敗戦の原因は、上から下まで日本社会特有のサイエンティフィック・マネージメントの欠如にあると喝破しています。その日本の宿痾は、今の日本社会でもあまり変わらないのではないでしょうか。
陛下のお言葉の「深い反省」とは何なのか、私たちは常に自らに問いかけ続けなければなりません。