福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

日韓・韓日議員連盟合同総会

〇今日は上京して、日韓・韓日議員連盟合同総会。日韓関係は、日台関係と並んで私のライフワークの一つ。ましてや尹政権の下、急速に日韓関係が改善される中で、何としても韓国の議員たちを温かくお迎えしたかったのです。日本からは約100名、韓国からも約40名の議員が参加し、両国の雪解けを象徴するような熱気にあふれていました。

 私は、経済・科学技術委員会に参加して、3時間たっぷり休憩もとらずに万博、経済安全保障、先端科学技術分野での協力、気候変動対策について議論してまいりました。韓国側からは、2025年大阪・関西万博に全面的に協力する意思が示され、2030年の釜山万博誘致に向けた支持を強く求める声が上がりました。日本政府は、韓国支持を明確にしておらず、議連として「釜山がその開催地として決定されるよう日本政府をはじめ関係各方面に強力な働きかけを行う」という特別決議が採択されました。

 また、尹政権は2030年に原子力発電の割合を30%以上に拡大する方針を決定していますが、新型炉の開発などを日本と共同して行う提案が韓国側から強く出されました。もちろん、韓国内でもさまざまな意見があるのでしょうが。私からはまず、福島第一原発の処理水放出について、韓国が科学的アプローチで冷静に対応してくれて入れていることにお礼を申し上げました。その上で、事故を起こした軽水炉以外でも原子力技術は脱炭素に様々な貢献ができる。大洗にある日本原子力研究機構の高速炉や高温ガス炉を活用した共同研究を日韓間でより密接に行うべきことを提案いたしました。

 委員会では、大多数の日韓の国会議員は万博やエネルギー政策で建設的な議論を行っていたのですが、日本の一部の野党議員が脱原発と万博反対を執拗に主張して、逆に韓国側の議員から「二項対立ではない」とたしなめられる場面もありました。委員会に参加した7名の韓国の議員のうち博士号を持っている議員が6名、修士課程修了者が1名。イデオロギーにとらわれない論理的で建設的な議論ができる人たちばかりです。今や日本はアジアの中でも低学歴国。リーダー層がしっかりしなければ、ますますアジアの中で置いてけぼりになってしまうのではないか、と危機感を持ちました。

 こうして腹を割った議論を積み重ねて議員同士の緊密な人間関係ができれば、平坦な道ではないかもしれないけれど、着実に両国の成熟した関係が築けることでしょう。尹政権で生まれた雪解けの季節を、今度こそお互い再び冬に戻さないように私たちは努力していかなければなりません。