福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

国会を舐め切った自民党のふざけた対応を許してはならない

〇これは、小沢先生のおっしゃるとおりです。

www.sankei.com

 政治倫理審査会は、そもそも本人の申し出で弁明の機会を当たる場ですから、自民党の派閥パーティー裏金問題の解明の入口にすぎません。これが衆議院での予算案通過のメルクマールになるのだとしたら、野党ははじめから与党と握っているということになってしまいます。

 そもそも政治倫理審査会での弁明の機会を与えようという話は、昨年末東京地検が捜査を開始した時に、通常国会会期前の閉会中に行うこととして野党国対の中で話が出たものです。本人の弁明を受けて疑問点があれば、予算委員会の参考人質疑や逮捕・起訴された議員の証人喚問を行ってはじめて、国会で国政調査の一環としての政治とカネの問題を議論したことになるのです。

 したがって、政治倫理審査会の公開かどうかが予算案の衆議院の通過のポイントとなるのは、あまりにも低いハードルです。この1ヶ月衆議院は何をやっていたのか、ということになるでしょう。野党第一党が、こんなことで衆議院の予算案の審議を閉じることはないことを信じたいと思います。

 「能登半島地震の予算がどうなるんだ?」という声もあるでしょう。しかし、予備費での対応がなされている現在、4月1日から令和6年度予算を執行しなければ止まるような復旧復興事業はないでしょう。私が役所にいたころは、予算案の年度内成立が実現しないのは当たり前で、毎年のように暫定予算を組んでいました。むしろ、憲法の規定により自動成立してしまう日の前に参議院に予算案が送られてしまうと、参議院の存在意義はなくなってしまうので、自民党の参議院国対から野党にもっと頑張れと言って塩が送られてきたものです。

 こんな憲政史上ないような、国会を舐め切った自民党のふざけた対応を許してはなりません。

 

**********

 

 岸田首相は、こういう目くらましの作戦は得意だが、これに誤魔化されてはならない。岸田首相が答えるべきことは、自らの闇パーティーの問題と岸田派の裏金問題。安倍派・二階派の裏金問題は、それぞれの派閥のトップと事務総長が説明し、疑問点が残れば予算委員会で参考人招致しなければならない。

www.jiji.com