福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

政治改革特別委員会での質疑に臨みました

〇政治改革特別委員会での質疑に臨みました。審議の模様は、YouTubeでご覧ください。政治資金規正法等の改正の議論は、自民党案、立憲民主党・国民民主党・有志の会共同提出案、日本維新の会・教育無償の会案、立憲民主党の企業団体献金禁止法案、立憲民主党の政治資金パーティー禁止法案が並行して審議されています。すべて議員立法なので、提出者との政治家同士の議論が原則となります。


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 私は、自民党の鈴木馨祐議員、国民民主党の古川元久議員、日本維新の会の青柳仁士議員にそもそもの今回の政治改革の理念を聞きました。これまで自民党の議員は、裏金パーティーの「実効的な再発防止」というだけで、本質的な政治改革の理念を語っていません。平成の政治改革にも立ち会っている古川元久議員からは、立派な答弁がありました。

 私たち有志の会が一丁目一番地とする企業団体献金の禁止についても、私が官僚時代に直面した業界と癒着した議員による政策立案の歪みの事例などを挙げて、自民党答弁者に「政治への志はまだあるのか」と問うたところ、ようやく政治家としての議論ができるようになりました。

 また、立憲民主党は政治資金パーティー禁止法案を出しながら、党の幹部が来月パーティーを開く予定となっています。法案が実現すれば止めるなどと言っていますが、今国会成立を目指すなら今月中に衆議院を通過しなければなりませんから、初めからこの法案を成立させるつもりはないのです。私たちは、野党一丸となって野党案での政治資金規正法等改正法の成立を目指しているのですから、立憲民主党の対応は気勢を削がれると一言申し上げました。

 補足の答弁は、総務省の政治資金適正化委員会の荒井陽一事務局長に求めました。荒井局長は、私のヨット部同期。4年間合宿所で同じ釜の飯を食べました。総務省同期の中で一番目の国会答弁デビューということ。議場には、自民党側答弁者として藤井比早之議員、菊池健太郎官房総務課長(水戸一高後輩)と同期の自治省組もいました。感慨に浸っている場合ではなく、私たちの世代の責任として、しっかりとした政治改革を成し遂げなくてはなりません。

 今週は、国会質疑3回、皇室典範改正の全体会議、能登半島への視察に加えて、三の丸小学校の国会見学や陳情への対応など国会議員になって一番忙しい週でした。金曜日の午後になってようやく落ち着きましたが、ヘロヘロに疲れていることに気付きました。週末地元でチャージいたします。