〇結局、今日の政治改革特別委員会は流会となってしまいました。私の記憶にはない異例のことですが、今朝になって自民党が維新の意図を取り入れた再修正案を提出したいと申し入れて、今日の審議採決がなくなってしまったのです。
私は、仕切り直しの審議に、再修正案等について11:15から、岸田首相に対して14:15から２回質疑に立ちます。昨日の審議では、日本維新の会は「我が党では、利用する飲食店が大体決まっている。具体的な店舗の情報が公開されるというので、張り込みや待ち伏せなど政策活動に重大な支障が生じるおそれがある（速記録）」として、飲食に関する政策活動費は公開できないと答弁しました。噴飯ものです。自民党はお仲間として維新を引き入れることに必死になっていますが、如何にデタラメなものか、議論するのも情けないことですが、皆さんの前に明らかにしたいと思います。
これまでの自民党であれば、修正案を取りまとめるにしても、きちんと党内手続きを踏んだ上で提出してきました。今は、だれがどのような手続きで党としての案を提示しているのかもわかりません。政権与党として、本来あり得ないことです。しかも、中身を充実させるというより、公明党を取り込む、維新とつるむといった政局がらみのことばかり。もはや自民党は統治能力を失ってしまったと言わざるを得ません。
