福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

路頭や駅頭の朝も比較的過ごしやすくなってきました

〇9月間近になって、路頭や駅頭の朝も比較的過ごしやすくなってきました。そうなると、心なしか声を掛けてくれる人も多くなるような気がします。

 先日は千葉県の多古町まで、東洋思想の学友のお見送りに。亡き東洋思想の師も、このあたりのご出身。銘柄米として有名な多古米の稲刈り真っ盛りでした。すぐお隣の匝瑳市は、明治元年10月に水戸藩の諸生派が玉砕した地。住民を戦火に巻き込まないよう郊外に陣地を構えた諸生派に地元の方々は敬意を示し、手厚く弔ってくれています。まさにラスト・サムライでした。敬意を表してお参りしてまいりました。

 水戸市では、戦没者追悼式にも参列。かつて、私は水戸の諸生派や西郷隆盛などのいわゆる「賊軍」とされる人たちも靖国神社に祀るべき、と亀井静香先生などとはたらきかけていました。当時の徳川康久宮司は慶喜公の曾孫に当たる水戸徳川家の流れを引く方ですから、「私は、そのために宮司になったのです」と私におっしゃってくださいました。

 しかし、徳川宮司はなぜか突然宮司の職から降ろされてしまい、その後旧皇族や旧華族の方が宮司に就くことはなくなってしまいました。私は、靖国神社であれ護国神社であれ、かつて敵味方と別れざるをえなくなりながら、この国のことを思って亡くなったすべての方を弔う思いでお参りしております。