〇Facebookのタイムラインに8年前の私の投稿が流れてきた。当時の民進党最初の代表選挙で、今は国民民主党の代表となっている同期の玉木雄一郎さんの初陣。私は、弱冠2期生ながら選対事務局長を務め、血を吐くような思いで推薦人を集め、気の置けない同期たちと共に必死の戦いをしていた。
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選対の中心人物に裏切られたり、逃げられたり、信用していた人が冷たく力を貸してくれなかったり。その一方で、思わぬ人が政治家としての利害を超えて馳せ参じてくれたり、政治家の人間としての本性を見る経験をした。その中には、今も国会議員の人もいる。代表選挙は、政治の中の政治。政治の本質をいやというほど味あわせてくれ、玉木選対を取り仕切ったことは私にとっての政治家としての財産となっている。
ちょうど今日、自民党の総裁選が始まり、一足先には立憲民主党の代表選挙が始まっている。それぞれの選対には、今日のこの夜の時間も必死に支援を呼び掛けている人たちがいっぱいいることであろう。選挙人間の私は、本当は総裁選や代表選にどっぷり漬かりたくてウズウズしているが、無所属なので高みの見物だ。結果がどうであれ、政治家の人間同士の泥臭い取っ組み合いの中から、新しい政治を拓くエネルギーが生まれることに期待したい。