福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

地元回りの日々

 国会も終わって地元に戻ってまいりました。テレビでは中国を大挙訪問している民主党議員団の模様が放映されておりますが、私はすでに地元での忘年会が多数入っているために、参加をしておりません。この時期の北京の寒さには耐えられませんし、胡錦トウ国家主席と別に握手もしたくありませんし。。。

それよりも何よりも、経済状況が不透明で、私が関わっている農家への戸別所得補償制度をめぐる予算折衝が大詰めに来ている中で、地元を離れるのは気が気ではありません。水戸の農村部、笠間、筑西、下館と一日何ヶ所にも出向いて、農家の皆さんに集まっていただき意見交換を繰り返させていただいております。見切り発車でもう麦を蒔いている農家の方もいるというのに、行政からはほとんど来年の制度についての説明はなされておりません。必然、どこの集会でも、不安に感じる生産者の皆さんから冒頭から厳しいお声をいただきます。

私からは、これまでの農政がなぜ失敗したのかという私見と、戸別所得補償の導入による政策転換の背景とその理念について、丁寧にお話させていただきます。そして、これまでの政治と根本的に違うのは、従来は中央で勝手に物事を決めて「これでやってくれ」というものだったのが、これからは制度を作る途中で「こういうことを考えているけど、現場はどうなんだ」と問いかけをしながら制度を作っていくのだ、というお話をさせていただきます。そうすると、ご参加の皆さんは心を開いてくださり、さまざまな現場の参考になるご意見を出してくださいます。私もだんだん熱くなってきて、日本の農政のあるべき姿などを青臭く語らせていただき1時間から2時間の座談会が終了します。

政治家にとって、現場の思い、特に農業で生業を立てることを誇りとしている方の言葉というものは胸に響き、「よし、なんとかしなくちゃ」と行動に駆り立てるエネルギーとなります。戸別所得補償制度の修正すべき点も自分の中ではだいぶ整理されました。そして農政の向かうべき方向、進め方などについても、いろいろなアイデアが湧いてきております。この国にとって経済の再生も、農業・農村の再生も、もう時間がありません。普天間の問題、中国の問題、外交をめぐっていろいろとギクシャクしておりますが、私は地元の皆さんの思いを受け止めて、ふるさと再生のためにまっしぐらに行動するのみと思っております。