福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

一般質問

 今日の国会は先日行われた鳩山総理の「いのちの」施政方針演説に対する一般質問です。野党自民党から、谷垣総裁、石原のぶてる議員が質問に立ちました。週末のテレビで議場のヤジに対する報道がなされたからか、当初は比較的静かだった議場も、次第にヒートアップしてきて議論が中断することもありました。ヤジは議場の華とも言います。ニヤリと思わずしてしまうような寸鉄人を刺す合いの手は結構ですが、みんなで騒いで議事をとめてしまうのはあまり感心しません。

 谷垣総裁の質問は、ほとんど政策論のない内容でしたが、非常に紳士的な質問の仕方でした。一方の石原議員は、オーバーアクションの質問の仕方で、大いにテレビカメラを意識したものでした。政策通の石原氏にしては、これまた政策論のあまりない質問でした。騒然とした議場の中を見渡してみると、そうした中でも自民党席の多くの議員が居眠りをしていました。やはり長年与党を務めてきたベテラン議員は胆の大きさが違います。

 一つだけ鳩山総理の答弁に気になったことがあります。日本郵政や東京金融取引所の人事が天下りではないかと問われて、「株主提案による取締役選任という法的手続きに則っている」とか「一般の株式会社と同じ手続きである」という理由で「天下りではない」と答弁しておりますが、これを認めてしまえばすべての民間企業へのOBの就職は天下りでないことになってしまいます。誰がこの答弁を書いて総理に持たせたのかわかりませんが、まさに「株式会社」という株主がガバナンスをしているはずの組織についても天下りが行われているという構造が問題なのです。この問題に取り組むと宣言したマニフェストを忘れたり、取り巻き官僚の手によってごまかされてしまってはいけません。