福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

地元に戻って

 国会が終わって地元に戻って、ひたすら挨拶回りの毎日です。地元に戻ってからのニュースで見る政権中枢の体たらくをみると、本当に情けない思いになります。いったい今真っ先にやるべきことは何なのか、当人たちは正義感ぶってやっているつもりのことが与党内のゴタゴタとして国民からはどんなにうんざりとした思いを持たれているのか、官邸や議員会館ばかりいる人たちには決してわからないのでしょう。皆さんから厳しい、しかしながらもっともなご意見をたまわり、じっくりとお話をおうかがいしていると、なかなか挨拶回りもはかどりません。

 夜には毎晩、各地の後援会などに忘年会を開いていただいております。お酒が入れば、当然政権に対するご批判はさらに激しくなります。みんなこの国を憂い、現下の政治へのやるせない思いを持っておられます。私も、「与党の議員の一人として、けっして安易に政界再編などを言うつもりはないが、このままでは日本の政党政治は死を迎えてしまう。来年の春までが政治を回復するための正念場だ」などと正直に自分の考えをお話するようにしております。後援会の皆さんには「民主党ではない、福島党だ!」とありがたいお言葉をいただき、涙が出るような思いをしておりますが、ひしひしと昨年の政権交代をリセットしたいという国民の思いを感じます。来年は常在戦場のつもりで活動していかなければなりません。

 東京では、私がお世話になった経済産業省を退職された先輩方と意見交換する機会がなんどかありました。私が入省したころの通産省には、上司と夜を徹して天下国家を論じ、政策議論を戦わせる雰囲気がまだ残っておりました。通産省の官僚たちは、城山三郎の小説「官僚たちの夏」そのままに、決して小さな省益を追求するのではなく、日本の行く末を案じて議論していたし、それが日本の成長と政権の安定のひとつの力となっていたのも事実でしょう。お目にかかった先輩方は、今の政治の状況を憂うとともに、さまざまな政策アイデア政権運営の知恵を提案してくれました。

 確かに政権に対する世間の風は極めて厳しいけれど、地元でご支援をたまわる人たちや、私を育てていただいた諸先輩方も、みんな今の政治に対する思いは同じで、若い私に対して大いに期待もして下さっております。私も何とか今の政治の混迷を切り拓く力になりたい、そうますます元気になって年の瀬を迎えさせていただいております。来年は大きな政局の年になりそうです。このような時だからこそ、私をお支えいただいている一人ひとりの思いを受け止めて、時代の時計の針を動かすような仕事をしてまいる決意です。皆様もどうかよいお年をお過ごしください。

P.S.公職選挙法の規定により、年賀状の送付は基本的に控えさせていただくことをお許しください。