12月16日で衆議院の議席を失って1年が経ちました。この間、落選中の私を物心両面でご支援いただいている皆さまに心から感謝を申し上げます。多くの有能で志ある同志たちが、経済的な理由などで政治への道をあきらめざるを得ない中で、この1年間なんとか生活を維持し、事務所を構えさせていただき、さまざまな集まりにお招きいただいて政治活動ができる私は幸せ者だとつくづく実感いたします。つい先日も、高速道路の料金所で「今日もお疲れ様です。頑張ってください」とお励ましいただいたり、コンビニエンスストアのレジで「いつもポスター見ながら応援しています」とお声がけいただいたりと、私の気づかないところ見えないところでもご支援いただいていることを本当にありがたく感じております。「もう一度福島に日本の政治を託してみたい」というご期待に応えられるよう、次の衆議院選挙までの間しっかりと地元の皆さんの元を一軒一軒歩いてまいりたいと思います。
私は今、「一から出直します」という新しく作ったポスターを張り替えながら地域を歩かせていただいております。民主党政権失敗の一番の罪は、「政権が変わっても日本は良くならない」という政治に対するニヒリズムを国民の皆さんに持たせてしまったことにあるように思います。今の政治に不満を持ったとしても、それを変えるために託したい政党や政治が存在しない、そんな日本にとっての政治的貧困の中で政党政治が否定された時に、この国が進むべき道を誤ってしまうのは歴史が証明をしております。私は本日次期衆議院選挙の民主党の公認予定候補者と決定していただきましたが、今の日本の政治の状況は「何党がどうだ」とか「政権を変えてみよう」とかというより、政党の政治家同士の議論で物事が決められる議会制民主主義の本義が失われつつある危機的状況にあると感じております。そうした意味では、私は何らかの大きな政治的変革が必要とされる時が近いうちに来るものと確信しておりますし、その本質的な政治改革の大きな流れに加わる力となれるよう、地元で草の根の政治活動をしっかりと積み重ねてまいる所存です。引き続きの変わらぬご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。-----