福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

「とりあえず自民党」という選択

〇今日も強風の中地域を歩いていると、「うちは自民党です!」と大威張りで言われた。何が偉いのかよくわからないけど、まあよくあることだ。「私、今無所属で活動しているんで、党よりまず人物を見ていただけませんか?」と言ってチラシを渡した。

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 私のプロフィールを見ながら、「本当は自民党に入りたかったのに、入れてもらえないんだ」と言うので、「元々自民党政権と一緒に仕事していて、こんな政治ではダメだと思ったから立候補したので、自民党で出るならそもそも政治家になっていません。」と答えたけど、理解できないという顔をされた。

 「東大出て、官僚になって、そのままいたら偉くなれたのにもったいない」と言うので、「元々個人的な立身出世には興味ありません。こんなに日本が転落していっているのを目の当たりにして、天下国家のことしか考えていません」と言ったら、「そんな人間いるわけないじゃない」と呆れられた。

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 「まあ、とりあえず自民党に入れとけばいいや」という惰性や、「政治家なんてどうせ天下国家のことなんて考えていない」というニヒリズムを超えなければ、日本の停滞を打破することはできない。地元をコツコツ歩いて、一人一人と話しながら、少しでも政治を信じてもらうように頑張らねばならない。政治家の役割とは、生き方や存在感をもって国民に自分のことだけではない何かを気付いていただくことだと思っている。まだまだ力不足を実感した。