福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

自民党が野党の時代

〇今の野党の体たらくには、自民党の石破さんにすら、このように言われている。

www.dailyshincho.jp

【自民党が野党の時代、予算委員会の質問作りには膨大な時間をかけて準備し、このように聞けばこのように答えるだろう、では次にこのように聞き……という具合に、更問(さらとい)、更々問、更々々問まで用意して一歩ずつ政府を追い詰め、最後には「あなた方政府には何もわかっていない!」と決めつける、というのがパターンでした】

 こう書けば格好いいが、野党時代の自民党は、国が一つにならなければならない東日本大震災の後ですら、震災復興などそっちのけで、「提案型野党などクソ食らえ」と、スキャンダル追及と審議拒否に邁進していた。まともな政策議論がなされていた記憶はない。今野党の幹部を務めている人たちは、その当時与党の筆頭理事として、大臣経験者の野党筆頭理事から電話に出てもらえないなどのイジメを受けていたはずだが、野党に回ったらずいぶん上品だ。

 地元にも帰れず震災復興の仕事に没頭する私には、茨城の自民党の大物議員から「なんでそんなに仕事を一生懸命にやるのか。そんなことしていたら、君選挙に落ちるよ」と冷やかされた。まあ、その通りになってしまったのだが。それほど、権力を奪い取る執念は凄まじかった。

【もちろん、質の高い質問をされる議員もいないわけではありません。たとえば衆議院の「有志の会」の方々や、国民民主党の玉木雄一郎代表、前原誠司議員らが質問に立った時の質疑は聞きごたえ、見ごたえのあるものだと感じます。多くは保守系で、それぞれの選挙区において自民党候補に勝ってきた人たちです】

 まあ、でも私たちの会派の質疑は評価していただいているようなので、ありがたく承っておきたい。確かに、私たちの会派が質疑に立つときは、与党席も空気が変わるのを背中から感じた。それにしても、野党第一党の立憲民主党は、与党と死ぬ気で戦って政権を奪い取る気概を見せて欲しい。一人一人の議員の行動が問われている。